足摺へ向かう途中、バスで四万十川の赤鉄橋を渡る時・・・、
同じ歌人として、知己の間柄であった、中村出身の橋田東声のことを、思い出しての、一首があります。
中村と聞けば東声歌碑のこと思えへどバスの停車みじかし
『君(
橋田東声)がいつも誇っていた四万十川を、今渡っているが、冬の河水が満ち溢れ、雄大な堤が続いている。まさに四万十川は君が言うとおりの雄大な大河だ。バスの停車時間が短く、中村高校にあるという、君の歌碑を見に行くことが出来ないのが心残りだ・・・』
【写真】東声歌碑(中村高校/中村市・現四万十市)
土屋文明氏の
四万十川百人一首